イメージとのギャップ

昨日は、日中とてもいい天気でした。いよいよ本格的に寒くなってきたので、冬物の服をクローゼットから出したり、家を暖めるためのヒーターを出したりしました。

 

周りでもかなり体調を崩している方が続出のようで。今日は雨で1日寒そう。

 

さて、中目黒で行っている木曜初級クラス。振付はアレグリアスを作っています。昨日もレッスンでしたが、久々に生徒さん全員集合となりました。

 

最近の初級クラスではブエルタ(回転)の練習をしています。沢山の回り方がありますが、フラメンコでよく使うタコン(ヒール部分)を軸にして回るやり方をこのクラスでは練習しています。

 

練習していくうちにできていく方もいるのですが、苦戦されている方もちらほらです。

 

ウチの教室ではレッスン最後に新しい振付がついたりするとその部分の動画を撮る事をOKにしているのですが、(録音はレッスン中ずっとOK。)昨日は、生徒さんに半分の方は踊ってもらって、半分の方には録画してもらって、自分の回っている姿をまず確認してもらうようにしました。

 

まず、皆さんに認識してもらいたいのが、『自分がやろうとしている動き』と『実際にできている動き』にはかなりズレが生じているということ。

 

なので、

 

①ビデオなどに映す

②客観的に見る

③良い箇所悪い箇所を見つける

④自分のイメージや理想に近づくように修正する

 

という作業がどうしても必要になります。例えば、自分では腕をしっかり上げているつもりでも意外と上がっていなかったり。足を広げているつもりがそこまで広げられていなかったり。本当はこうゆうリズムで足を打ちたかったはずだけど、リズムが狂ってしまってたり。と。

 

まさにイメージとのギャップを埋める。ということが大事になってきますね。

 

自分も稽古する時は、後半は本番で踊るように本気モードで踊る時間を作って、それを動画に撮ります。それをすることで、「あぁ、ここができてないなぁ」と気づいたり、以前は上手くいっていなかった部分が良くなっていたりすることにも気づけます。

 

客観的に見て、気づく。あまりのギャップの大きさや、できていない自分にもしかしたらうんざりしてしまうかもしれません。

 

がしかし、『気づける』という事は、進歩です。焦らず、まずは、そこから。

 

というわけで、本日は、イメージとのギャップを埋めようというお話でした。