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無駄な事をやる時間

唐突ですが、『無駄な事をやる時間』

 

皆さんは、どれくらい持っていますか?

 

自分はというと、ここ数年は意識的に持つようにしています。

 

というより、持てる時間をようやく生み出せるようになってきました。

 

日々の生活に追われる瞬間もまだまだありますが、最近は積極的にやりたい仕事や受けたい仕事だけやって、あとは、自分の好きな事をやろう。と。

 

このいわゆる『無駄な事をやる時間』とは、例えば、直接仕事やお金が増えることのない『趣味をやる時間』も含まれると思います。

 

もっぱら最近のお気に入りはゴルフなのですが、フラメンコを生業としている自分にとっては、まあ、やらなくてもいい必要のない行為です。

 

プロでもなんでもないので、特に上手くなっても一銭にもならないし、ましては、お金と時間、そして体力がかかります。

 

全くもって、非生産的です。だけど、この非生産的な行為が、実は人生においては大事だといつも感じます。

 

『なんでゴルフ始めたの?』とか時々聞かれるのですが、理由などどうでもよくて、単純に面白いと感じるからしょう。

 

子供の頃は、自然と遊べていたはずなのに、大人になってからは、全くもって無駄なことをやらなくなってしまうものです。

 

でも、遊ぶことってけっこう頭や体力を使うし、新しい事をやったりするのってどうやったらできるようになるかを考えたりと、とても脳に良い刺激になるんですね。

 

いわゆる『無駄な事をやる時間』をうまく作ることで、柔軟な発想に繋がったりします。

 

「コロンブスは遊んでいるときに、地球が丸いことを思いついた。ニュートンはぼんやりと心を遊ばせているときに、木から落ちるリンゴを見て万有引力の着想を得た。ワトソンとクリックはDNAの形を遊び半分で空想していたとき、二重らせんという形に行き着いた。シェイクスピアは言葉遊びを生涯やりつづけた。モーツァルトは寝ているとき以外はつねに遊んでいた。アインシュタインは実験という行為こそ、精神が遊びを求めている何よりの証拠だと考えた」

↑引用元サイトはこちら(なかなか面白い記事です。)

 

 

料理をしている時に、アイデアがポッと生まれたり。

 

庭仕事の後、ぼーっとコーヒーを飲んでる時に新しい仕事を閃いたり。

 

仕事を延々と増やすことを一旦疑問に思ってみて、『無駄な事をやる時間』を人生のスキマスキマに入れていく事で、余裕が生まれて豊かになるのでは。と、感じた打ちっぱなしの帰り道でした。

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コメント: 1
  • #1

    みゆき (月曜日, 30 10月 2023 23:26)

    他人から見て無駄な時間と思われるかもしれないですが自分にとっては大切な時間で それがあるから明日からの自分の糧となる、私には必要な時間なのです。新しいことにチャレンジしたい気持ちをいつも持っています。なかなか年齢的に難しくなってきましたが・・笑
    これからも前向きに、無駄な時間を人生に取り入れて楽しんで生きていきたいと思います。