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クラスと舞台鑑賞 

3週目の週も早くも過ぎようとしている。

 

クラスはチキのスタジオのホームページにあったマリアモレーノとヘススフェルナンデスを取っている。

 

3年前の滞在の時は、フェスティバルの公式のクラスを週に二つも三つも取っていた。

 

大変だったから今回はかなり少なくした。

 

なんせひとつのクラスは2時間以上で、一つのクラスを取るとその週のビジャマルタ劇場の公演が観れるというパッケージなのだ。

 

夜の公演も遅い時間だし、なかなか眠くてきつかった覚えがある。

今回、夜の公演の方は、ビジャマルタはあまり行かず、Bodega(シェリー酒を貯蔵する場所)でのカンテリサイタルを観に行ったり、guarida de Ángelでやっているオフフェスティバルを観に行ったりがベースだ。

 

情報過多や、消化不慮になりたくないから、基本はどれかひとつだけ観てしっかり味わうようにしている。

 

Bodegaで聴いたぺぺデプーラの歌声も最高に良かったが、一番興奮したのはラファエルカンパージョのLIVEだった。

 

ラファはソロで三曲。

 

Siguiriya Taranto Alegrías

 

ラファがシンプルにフラメンコを楽しんでいる姿がなんとも言えない。

 

一曲一曲のコントラストや、遊び、抜き具合、どれも絶妙だった。

 

何よりも本当に踊ることを楽しんでいるのが客席に伝わる。

 

テクニックが上手いダンサーは沢山いるが、それを見せるだけで大事なものが客席に届かないこともある。

 

この日のラファは本当に客席も巻き込んで、絶妙なグルーヴを生み出していた。

 

Soniquete

 

シンプルがいい。