昨日はクラス前に身体のメンテナンスに行った。かれこれ3ヶ月ぶり。等々力にある鍼灸接骨院だ。
29歳の時に腰椎椎間板ヘルニアをやってしまってからここに通いだし、それから疲れが溜まったり、どこかに痛みが出たときにはお世話になっている。
あまりメンテナンスに行けていない日が続くと、踊っていても少し身体のバランスが悪い感覚がしてくる。今回も特にどこかが悪いわけではなかったが、蓄積された疲労や身体の歪みが気になってきから、ケアに行った。
日々のトレーニングや踊りの稽古ももちろん大事だが、同時に適切な休養やメンテナンスもやっぱり必要。しっかりと休むことで、練習やトレーニングがフィードバックされて結果的に能力が上がると思う。意外と見落としがちだが、実は上手く『休むこと』はとても難しい。
自分の場合も稽古やトレーニングが長時間になりすぎないように気を付けている。もちろんある程度の量は積むが、それよりも質。どれだけ目的を持って、集中して取り組んだかの方が大事だ。自主練の場合は、一回の練習は大体90分で収める。どんなに長くても基本2時間は越さないように気を付ける。
よく『私は1日〇〇時間も練習しています。』と時間が長いことをウリにする人もいるが、ただ長くやっても、本当に集中できていたのが、30分しかなかったら、あまり意味がないように感じる。
また、長時間やっていると『長時間練習するための練習』になりかねない。先が長いと思うと人は自然と強度をセーブしてしまうものだし、1回の重要さが薄れやすくなる。
1回だけ本気で踊るのと、10回続けて本気で踊るのでは、やはり10回の方が自然と『10回踊れるペース配分』になってしまうと思う。そうするといつの間にか『本気(MAX)で踊らない』という悪い癖がつく。
まだまだ多い『休むこと=悪いこと』『長時間練習論』、、、。
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